ダイオウグソクムシも登場!

「深海 未知のうみ」コーナーがリニューアル!

2017年5月12日(金)より「深海 未知のうみ」コーナーがリニューアル!

今回のリニューアルでは世界最大のダンゴムシのなかま「ダイオウグソクムシ」を展示するほか、実は日本で最も深い水深で行われている宮城県の底びき網漁の紹介と、そこから入手した貴重な深海魚の標本を展示しています。

また、テレビ番組でも活躍し、書籍「深海魚のレシピ 釣って、拾って、食ってみた」の著者、
平坂寛氏の監修で、「食」の観点から深海魚を紹介します。

ダイオウグソクムシ

ダイオウグソクムシ

ニュウドウカジカ

ニュウドウカジカ

リニューアルのポイント①

★ダイオウグソクムシをはじめとした生体展示

今回のリニューアルでは今までの展示生物を一新し、体長約40cmのダイオウグソクムシをはじめとした深海生物を展示します。

【 主な展示生物 】

・ダイオウグソクムシ
・オオグソクムシ

・イガグリガニ
・ボウズカジカ

・コツノキンセンモドキ
・ヤマトトックリウミグモ

・トヤマエビ
・ツボダイ

ダイオウグソクムシ

ダイオウグソクムシ

ボウズカジカ

ボウズカジカ

ヤマトトックリウミ

ヤマトトックリウミ

ツボダイ

ツボダイ

リニューアルのポイント②

宮城県の深海漁とは

実は宮城県の深海底びき網漁は、深いところで約1,000mの水深で行われており、「日本で最も深い漁」です。
1,000mクラスの底びき網漁は3月~6月に行われており、主にイラコアナゴ、キチジ、サメガレイを水揚げしています。しかしながらそこは1,000mクラスの深海。漁獲対象とはなりませんが、様々な「深海魚」が揚がってきます。
仙台うみの杜水族館では宮城県沖合底びき網漁業協同組合の協力を得て、県内で捕獲される貴重な深海魚を入手・展示してまいります。
生体として揚がってくる深海魚はまれですが、今回のリニューアルでは、ここ最近揚がった珍しいものとして、「世界で最も醜い生物」の異名を持つニュウドウカジカ(英名:ブロブフィッシュ)や天狗のような長い鼻(吻)をもつテングギンザメなどを標本展示しています。

ニュウドウカジカ

ニュウドウカジカ

テングギンザメ

テングギンザメ

宮城県沖合底びき網漁業協同組合

石巻漁港に水揚げする底びき網漁の漁業協同組合。季節によって水深100m~200mの水深でスルメイカやマダラを水揚げしています。
3月から6月上旬は水深600m~1,000mの深海底びき網漁を行っており、水揚げされるイラコアナゴ、キチジ、サメガレイなどは高級食材として市場に流通しています。
水深1,000mでの操業は日本最深となり、漁業の盛んな宮城県を象徴するかのように深海からも日本の食卓を潤わしています。

リニューアルのポイント③

生物ライター平坂寛氏監修
宮城県深海生物のレシピ

宮城県の底びき網漁業は水深1,000mを超える水深で操業しており、漁獲対象以外にも他地域では見られない生物が多く採集されます。その中には学術的に貴重な生物のほか、今現在市場に流通しない未利用の生物も多く採集されます。
このような未利用の生物を有効利用できないか?と考え、「仙台うみの杜水族館」では、書籍「深海魚のレシピ―釣って、拾って、食ってみた」の著者で生物ライターの平坂寛氏の監修のもと、これらの深海生物を実際に食べて、レシピを紹介しています。
水産資源の有効利用と資源管理、そして皆さまに、より深海生物について知っていただくきっかけになればと考えています。

アカドンコ鍋

アカドンコ

生物ライター 平坂寛(ひらさかひろし)

生物ライター 平坂寛(ひらさかひろし)