みなさんこんにちは。
こちらで悲しいお知らせをさせていただきます。
10月1日にイワトビペンギンの65番(愛称:ジュリエット)が亡くなりました。

あまり注目を浴びることはなかったので、ほとんどの方は知らないと思いますが、実はジュリエットちゃん、以前ブログでもご紹介致しました、7月24日に誕生したイワトビペンギンの雛のお母さんです。

雛の子育てが落ち着き、ようやく換羽を迎えて新しい羽根に切り替わろうとしている最中のことでした。
当日も特に目立った予兆はなく、朝ごはんもしっかりと食べ、本当に急な出来事でした。
容態悪化の際はスタッフが懸命に処置にあたりましたが、このような結果となりました。
原因は解剖検査だけでは分からず、今後も原因究明のために更なる検査を行います。

ジュリエットちゃんは松島水族館とうみの杜水族館で共に1羽ずつ、子育てに成功しています。今回、雛が人の手を加えることなく無事に今日まで成長出来たのも、子育て経験のある心強いジュリエットちゃんが居てくれたからです。

未だに、ご飯をねだりながら鳴く雛を見ると、少し心が痛みますが、お母さんの分まで今後の雛の成長を見守ろうと思います。

スタッフ一同、旅立ったジュリエットちゃんとこれまで応援してくださったみなさんに最大限の感謝の気持ちを申し上げます。ありがとうございました。

2019年10月3日