あけましておめでとうございます。
本年もうみの杜水族館を、ペンギンブログをよろしくお願いいたします。
ペンギンの「コマイ」ネタをコ出しにすることで、みなさんにもペンギンの魅力をスコ~しでも知っていただけるように、ユルく頑張ろうとしている、欲のナイ田中です。

さて今回は、これまであまりスポットが当たらなかったマカロニペンギンについてお話しします。

当館の屋内ペンギンプールには、ミナミイワトビペンギンも一緒に飼育展示しているため見分けがつく方はペンギン中~上級者かと思いますが(笑)、実は1羽だけマカロニペンギンがいます。ミナミイワトビ同様、眼の上の黄色の飾り羽が特徴的で、身体が少し大きめです。*イワトビを基準にお話ししていますが、実はいずれも「マカロニペンギン属」で、「イワトビがマカロニの仲間」と言った方が本当はマカロニペンギンには失礼がないかと思います笑 

名は「赤」。今年23歳のメス個体です。愛称は、マカちゃん。飼育員が「マカちゃーーん」と呼ぶと、「ガァーーーーー!」と少々しゃがれた声で鳴き返してくれるカワイイやつです笑

そのマカロニペンギン、残念なお話しですが、日本全国を見渡しても数がどんどん減っており、10年前には40羽近くいたものが、今日現在で20羽に満たない数となってしまっているそうです。原因は、その繁殖の難しさです。当館でも1羽でいる以上、このままではマカロニペンギンの展示が途絶えてしまうのを待つことになってしまいます。

そこで今回、少しでも国内のマカロニペンギン事情に貢献できたら・・・!という現場の思いから、マカロニペンギンの繁殖とその研究を積極的に行っている下関市立しものせき水族館にマカちゃんをお預けすることが決まりました。出発の日は今月17日を予定しています。

宮城にマカロニペンギンがやってきたのが、1989年(当時はマリンピア松島水族館)。そこから30年間に渡り、「イワトビ」との違いをたくさんの方にご説明してきましたが、そのような中から根強いファンを獲得してきたマカロニペンギンを搬出する責任も感じています。しかし、ぜひ今後もしものせき水族館さんとは密に連携しながら、ペンギンたちの未来を一緒に考えていきたいと思い、ぜひみなさんにも引き続き応援をお願いしたく思います。

担当:たなちゅう(田中)