いつもブログを見ていただきありがとうございます!
PenPenPenguinsブログ!ではありますが、今日はこの場をお借りしてツメナシカワウソのお話をさせていただければと思います。

仙台うみの杜水族館には“ツメナシカワウソ”というカワウソがいます。主にアフリカに生息していて、カワウソの中では体の大きい種類です。当館ではマイペースなおとこのこの“ソラ”とおてんばなおんなのこの“くるり”の2頭を飼育しています。
食べて遊んで寝て、食べて遊んで寝て…と気の向くままに全力のカワウソたちで、いつも楽しい姿を見せてくれます。

ソラ

くるり

個性の強いカワウソたちですが、実はソラには持病があります。それは『腎結石症』という病気です。私たち人でも耳にする病気ですが、カワウソや同じ食肉目の猫などでもよく罹患することが知られています。腎臓に石ができ、それが尿管に流れていく際に痛みを引き起こすこともあります。これまでソラもごくたまに痛がることもありましたが数日で治まることがほとんどでした。

しかし、昨年末から血尿が続き、貧血の傾向も確認されました。ソラ自身は魚を食べたり、泳いだりと活発に過ごしているのですが、貧血の悪化が心配だったため大事をとりバックヤードで療養することとなりました。バックヤードでの療養が続きソラを見てもらうことができていないのがとても残念ですが、現在は血尿頻度も少なくなってきていて、貧血も以前よりは改善してきています。くるりにアピールするために鳴いたりする行動もみられているので、ソラの状態がさらに落ち着いたらくるりとの同居に向けて少しずつ展示場に出していきたいと思っています。

今後も長く付き合っていかなければならない病気でありますが、現在は腎臓に新たに石が形成されないように食事の管理や薬の投与で対応をしています。くるりとの同居を目指し、ソラの生活の質が保てるように私たちスタッフも全力で取り組んでいきますので応援をよろしくお願いいたします。

ソラ