こんにちは。
街も水族館も、こんなに静かになってしまうGWが過去にあったでしょうか。
とても寂しいですが、今年はこの形が正解だと思います!みなさん、しばし我慢をいたしましょう。
さて、お客様から「こんなにも毎日面倒を見ていて、動物たちが子どものようにかわいいでしょう?」とお声がけいただくことがあります。ドライで恐縮ですが、僕はそうは思っていません。確かにかわいいとは感じますが、あくまで形としては仕事仲間(ワークパートナー)であります。もちろんペットでもありません。
ただ、ペンギンが水族館動物人気No.1と言われる時代ですから、やはり世間一般的に「かわいい」と認識されているペンギンたち。なぜそんなに「かわいい」のでしょう…?
とある学者さんが仰っていましたが、人間誰もが赤ちゃんを見て可愛いと感じる要因のひとつは、その「フォルム」のためだそうです。2~3頭身くらいの丸みを帯びたものを、ヒトはいとおしく感じてしまうようにできていると。確かに世の中のキャラクターは2頭身で丸っこいものにあふれています(笑)
ペンギンはというと…。なるほど、そういうことですね。

ほどよくモエるフォルムをしています。
しかも季節柄、丸々とふくよかなので尚更です。
*写真は、フンボルトペンギンのサボ君。数日前に2歳の誕生日を迎えました。
しかし、そんなキャラクターのようなペンギンたちはかわいいだけでなく、本当に沢山興味深い生態を持っていまして、10年来の付き合いでもいまだに「へぇ!」と驚かされることばかりです。
そんな「形」から始まったワークパートナーたちは、いつしか僕の中ではライフパートナーに変わってきています。ペンギンたちとは長い付き合いになりそうです。
担当:田中(たなちゅう)
追伸)逆にペンギンたちはどのような思いで人を見ているのでしょう‥?実はペンギンの人の見分け方について研究を進めているスタッフがいるのでまたそれは別の機会に☆