こんにちは。

今回は残念な報告です。
フンボルトペンギン個体番号67(愛称:ジン)が、8/14に死亡いたしました。報告が遅れてしまったことをお詫び申し上げます。

死因は真菌(いわゆるカビ)性の気嚢炎および肺炎でした。
解剖検査の結果、急性経過というよりは、見た目の症状には出にくい形で慢性的にジワジワと病状が進み、死亡する数日前に、体力の限界を迎えた状況で発見され、既に治療も追いつかないという事態でありました。温度・湿度共に高い時期でもあり、病勢を高めるばかりか、体力や免疫力も低下していたことも、病気そのものの罹患そして死亡に大きな影響を与えたと考えられます。

兄弟のベエと共に、うみの杜ペンギンズのニューフェイスとしてSNSでも取り上げられたばかりで、2羽とも今後当館の人気者として活躍するだけでなく、将来は国内飼育フンボルトペンギンの繁殖への貢献にも期待されていた矢先の出来事で、非常に残念な結果となりました。

同環境にいたベエもすぐに検査を行いましたが、異常は認められませんでした。

どんなに悼んでもジンは返っては来ませんが、今回の件を必ず次に活かすべく、スタッフ間で経験と知識の共有に努めてまいります。

孵化からわずか3カ月少々の短い間でしたが、みなさんからの子ペンギンへのたくさんのご声援に深謝申しあげます。

厳しい残暑の折、みなさまにおかれましても、どうぞお身体にお気を付けください。

担当:田中