皆さまこんにちは!水処理チームを担当している”ye”と申します。今回は水族館で使われている水について簡単に説明させていただきます!

水族館の生きものを飼育するために使っている水は、大きく分けて海水と淡水です。淡水は井戸水(地下水)と水道水を使用しています。生きものによっては淡水と人工海水の素を混ぜた人工海水を使うこともあります。(運んでくる海水よりもキレイ!)更に海水と淡水を混ぜた汽水を使う事もあります。

海水運搬専用ローリー車「どこかで見たかも?」

うみの杜水族館の海水は海水専用の運搬ローリー車で毎日運ばれてきます!
運ばれた海水は濾過処理した後、貯水槽に貯められます。

取水海水濾過槽

海水の運搬量には限度がある為、一日使用できる海水は限られています。とっても貴重な海水です!
その為、一度使用した海水は捨てずに回収し、濾過してから再利用しています。

○海水の使い方
先ずは運ばれてきた海水と同等量を、海水魚の水槽全体に1日かけてかけ流しで補給し、溢れた分を回収して再濾過します。
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濾過されキレイになった海水はペンギンやイルカなどの水槽にかけ流しで補給し、溢れた分を再度回収しもう一度再濾過します。
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2回濾過された海水は最後に飼育設備の濾過槽洗浄用として使用されます。

“水槽の水はオープンから同じ水を使ってる”と思っている方もいると思いますが、そんな事はありません。水が悪くなると生きものの飼育ができなくなってしまうので、20日位で水槽の水が入れ替わる位の換水(かけ流し)を常時行っています。

○淡水の使い方
井戸水は地下数十メートルから汲み上げて、水質に応じた濾過処理を行ってから貯水槽に貯めます。

井戸水用濾過槽

井戸水や水道水は生物の飼育水として使用され、循環設備の濾過槽洗浄用には井戸水が使われます。

最後に
飽きずに最後まで見ていただき有難うございました。
今回は水の種類と使われ方について簡単に説明させて頂きましたが、これらの水の使用量管理と調整をバランスよく行うことも水処理チームの大切な仕事です。これからも生きものたちが元気に暮らせる様、水管理に頑張って行っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。