みなさんこんにちは。魚類チームの小松です。
今回ご紹介するのは世界のうみのオセアニアゾーンで展示しているウツボです。

ウツボといえば以前は「怖い」や「気持ち悪い」と言われることの多い生きものでした…
が、去年あたりから「ウツボはいますか?」と聞かれたり、「かわいい!」など言われることが非常に増え、さらにはウツボのグッズが増えたり!!
戸惑いとともにうれしい変化が起こっています!

そんな注目度が高いウツボの中から今回ピックアップするのはこちらのウツボたち。

この2匹はうみの杜水族館ができた時から双子のようにずっと一緒に暮らしてきました。
(そのためウツボツインズと言われたり言われなかったり…)
ですがこの2匹、体の大きさは同じくらいでも性格はまったく違います。

まずは黄色い体に黒い水玉模様のドクウツボ。

性格はかなりの気分屋で、2日に1回のエサも気分が乗らないと食べてくれません。
体調不良なのかと何度も心配しましたが、毎回あるとき急に食べるようになります。
なんとも掴みづらい性格の持ち主です…

そしてもう1匹はこちら

白い体に黒い水玉模様のニセゴイシウツボです。

ドクウツボとは正反対で非常にくいしんぼう。
エサを食べないこともありますが大抵の日は食べてくれます。
ドクウツボの気分が乗らない日でも隣でバクバク食べたり、他のウツボの分を横取りしていつまでも食べ続けることも…
他のウツボよりも燃費が悪いのでしょうか…?

同じ魚のなかまでもそれぞれ性格が違っていて実に興味深いですね…


最後に…とある日のニセゴイシウツボを見比べてみてください!

正面から見ると鋭い歯や中まで広がる水玉模様に驚かれるかもしれませんが、横から見るとどうでしょうか?
にっこり笑っているように見えてきませんか?
(そして存在を匂わせるように映り込むドクウツボ)
とても柔らかい表情をしているようにも見えます。

海のギャングと呼ばれ怖い存在と思われがちですが、このギャップこそが多くの人を虜にしているのかもしれませんね。

見る角度で違った魅力を感じられるステキなウツボたち。

みなさんはどの表情が好きですか?
ぜひ探してみてください。