皆さまこんにちは。水処理チームのTです。
落水清掃作業についてご紹介したいと思います。落水清掃とは、水槽の水を抜いて行う掃除です。

今回清掃を行うビーバーの水槽は、他の水槽にくらべて沈殿物となる糞やゴミが出やすく汚れやすいため、日々担当者が清掃しても汚れがどんどん水底に蓄積してしまいます。
そこで、毎月2回水槽の水を全部抜いて(落水)水底に溜まったゴミを洗い流しています。
水を抜くと言っても、お風呂の栓を抜くように簡単には抜くことができません。
落水中は、水槽の水と一緒にたくさんのゴミが流れてくるので、そのまま排水するわけにはいきません。循環ポンプを停止させ、ポンプの手前で循環配管を排水配管に付け替えることで、ポンプと濾過槽を経由せずに排水しています。
ゴミはどのように取り除いているのかというと、ポンプの手前についているストレーナーによって濾しとっています。ストレーナーとは循環ポンプの前に設置されたザルのようなもので、ポンプへの異物混入防止の役目があります。ストレーナーが詰まっている状態では水が流れにくくなるため、落水前に清掃しておきます。

ストレーナー(ビーバー水槽には通常のステンレスのストレーナーに加えて、ナイロン製のストレーナーが2個ついています)

水槽の底に溜まったゴミ。エサに含まれる植物の繊維が糞となり出てきたものなんです。

水槽の水が抜けきるまでにはおよそ1時間かかりますが、我々水処理チームは、その間にただ待っているだけではありません。落水中に流れてきたゴミで、先ほどのストレーナーがすぐに目詰まりし、水が抜けなくなってしまうので、そうなる前に何度もストレーナーを掃除します。多い時には水が抜け切るまでに5回くらい掃除します。特に水が抜け切る間際には一気にゴミが流れてくるので、忙しくなります。

落水前、中、後の水槽

完全に水が抜けると、「海獣ふれあいチーム」の担当者が、空になった水槽に入って壁の汚れをブラシでこすったり、床のゴミを洗い流したりします。この間も水処理チームはストレーナーの掃除を行っています。今回の落水ではバケツに半分くらいのゴミが取れました。

ストレーナーで濾しとったゴミ

水槽の掃除が終わると、水を張って元の状態に戻します。水を張るのにも1時間半くらいの時間がかかるので、落水作業には全部で4時間くらいかかります。

集めたゴミは水をしっかり切ってから捨てます(注:遊んでいるわけではありません)

今後も水処理チームの作業をお楽しみに~