うみのもリサイクル
「うみのもリサイクル」
~お客さま参加型エコアクション~
『仙台うみの杜水族館』では、2024/4/1より、包装容器の業界を牽引してきた『東洋製罐グループホールディングス』さまにご協力いただき、「“ごみ”を“資源”に変える」循環型社会を目指したリサイクル推進活動を開始いたします。
フードコートで提供する飲料カップをリサイクル可能な“資源”にするため、プラスチック製から紙製に変更するほか、使用済みの紙コップを簡単に洗浄できる「Re-CUP WASHER(リカップウォッシャー)」を導入します。「Re-CUP WASHER」とは、東洋製罐グループの『東罐興業株式会社』さまが開発した、ワンタッチ操作で水圧洗浄できる機械です。使用済みのカップを「Re-CUP WASHER」でお客さまに洗浄していただき、回収ボックスに入れていただくことで、新聞紙などのさまざまな再生紙にリサイクルしていきます。
この活動を通じて、お客さまと一緒にサステナブルな水族館を目指してまいります。
※上記デザイン以外の紙コップもリサイクルの対象です。
※現時点では新聞紙などにリサイクルされますが、将来的にはカップtoカップを目指したいと考えております。
「Re-CUP WASHER」の使い方
1階フードコートに設置された「Re-CUP WASHER」を使って、お客さま自身で使用済み紙コップをご洗浄いただき、専用回収ボックスにお入れください。
お子さまも一緒に“楽しく”洗ってもらえるよう、高さが低い子ども用の洗浄機も設置しております。
洗浄水は温水を使用しており、カップ内に残ったクリームや砂糖なども洗い流すことができます。
飲み残しや汚れがあると紙コップは可燃ごみとなりますが、お客さま自身に“洗う”というワンアクションを行っていただくことで、リサイクル可能な“資源”となります。
「うみのもリサイクル」動画
代表者コメント
東洋製罐グループホールディングス株式会社 代表取締役社長 大塚 一男
東洋製罐グループホールディングス株式会社 代表取締役社長 大塚 一男
美しい海や海洋資源を守っていくことは、包装容器メーカーとしても重要な課題であり、使命でもあります。
多種多様な海洋生物やその生態の展示を行っている仙台うみの杜水族館さまと一緒に、水族館に足を運んでくれる方々が海と資源について楽しく理解し、環境貢献できる仕組みを一緒に作っていきたいと思います。
東洋製罐グループは、今後も容器の水平リサイクルや、100年以上培ってきた技術で海洋資源を守る活動を推進してまいります。
仙台水族館開発株式会社 代表取締役社長 伊吹 立
仙台水族館開発株式会社 代表取締役社長 伊吹 立
このたび東洋製罐グループさまのご協賛と技術提供により、仙台うみの杜水族館フードコートの使用済み紙コップを「ごみ」から「資源」に変える「うみのもリサイクル」というお客さま参加型エコアクションをスタート出来ることに感謝しております。
お客さまがお子さまとご一緒に「Re-CUP WASHER(リカップウォッシャー)」を使用して、楽しくSDGsを体現して頂く東北初の試みです。
より良い未来の為に、子供たち自ら行動し考える契機となれば、この上ない喜びです。
株式会社横浜八景島 執行役員 仙台うみの杜水族館 館長 増渕 修
株式会社横浜八景島 執行役員 仙台うみの杜水族館 館長 増渕 修
『仙台うみの杜水族館』では、“海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館”のコンセプトをもとに、すべての人々、生きものたちが未来にわたって健やかにくらしていけるよう、持続可能な社会の実現に向けたさまざまな取り組みを行ってまいりました。
今回始動する“ごみ”を“資源”に変える新たな取り組み「うみのもリサイクル」は、お客さまのご協力が不可欠です。お手間をおかけしますが、このアクションが環境問題解決への一助となり、生きものたちと豊かな自然を次世代へつないでいく活動となることを信じております。