うみの杜サステナビリティアクション

9/1(月)~9/30(火)までの期間、環境について学べる体験型のSDGs啓発イベント
「うみの杜サステナビリティアクション」を開催いたします。
さまざまな体験型イベントを通じて、SDGsと人との「つながり」をうみだし、
持続可能な社会の実現に向けた当館の取り組みをご体感いただくことで、
環境について学び、考える機会を提供してまいります。
9/15(月)開催 うみの揺りかご “アマモ”について知ろう!
アマモ場は小さな生きものたちが身を守る隠れ家や、次の世代に命をつなぐ産卵の場であることから、うみの揺りかごと呼ばれています。豊かな生態系の維持に必要不可欠なアマモ場ですが、2011年の東日本大震災の津波により、松島湾のアマモはほとんどが流出してしまいました。仙台うみの杜水族館では、NPO法人環境生態工学研究所(E-TEC)と共同で、松島湾のアマモ場再生に向けた調査・研究に取り組んでいます。今回のイベントでは、アマモやアマモ場にすむ生きものたちを紹介するほか、津波で変化してしまった土壌環境を改善する取り組みとして活用している砂団子の作り方を飼育員がレクチャーし、砂団子づくりをご体験いただけます。体験を通じて、お子さまにも海の環境問題についてわかりやすくお伝えします。
参加した方に作成していただいた砂団子は11月に松島湾の福浦橋で行われる環境再生イベントにて海へ投入し、松島湾の土壌環境の改善を行います。
(協力:特定非営利活動法人 環境生態工学研究所、独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金)
日時 | 9/15(月・祝) 13:00~14:00 |
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受付 | 当日プログラム受付 |
定員 | 先着20名 |
対象 | 小学生のお子さまと保護者の方 |
料金 | 無料 |
場所 | レクチャールーム |
9/20(土)開催 「海をまもろう!プラスチックとごみのおはなし」&「海の生きものスノードーム作り」
海洋プラスチックの問題を通し、海と海の生きものを守っていくためにもごみの分別の重要性をお伝えします。
また、去年大好評だった、海の生きものたちをモチーフにしてガラスびんを使ったワークショップ「スノードーム作り」を体験いただけます!(主催:東洋製罐グループホールディングス株式会社)
日時 | 9/20(土) 10:30/13:00/15:00 |
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所要時間 | 約60分 |
場所 | レクチャールーム |
対象 | 小学生のお子さまと保護者の方 |
定員 | 各回小学生12名 ※保護者の同伴必須 ※先着順 ※事前申込制。空きがある場合当日受付可能です。 |
料金 | 無料 |
主催 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 |
9/27(土)・9/28(日)開催 匠が教えるものづくり
9/27(土)、9/28(日)の2日間、厚生労働省が認定した、高度な技能と長年の実務経験を有している専門家である“マイスター”がものづくり体験のレクチャーを行います。(主催:宮城県技能振興コーナー)
今年は9/27(土)には木を組み合わせて自分だけのインテリアをつくれる「組子細工」、9/28(日)には金属の板を使ってオリジナルの万華鏡をつくれる「万華鏡づくり」をご体験いただけます。専門家から本格的なものづくりを学ぶことができます。
日程 | 9/27(土)組子細工づくり 9/28(日)万華鏡づくり |
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時間 | 11:00 / 13:30 / 15:00 (所要時間は約60分間) |
定員 | 各回20名 |
受付 | 当日会場受付 |
対象 | 主に小中学生のお子さま(ご家族で参加いただけます) |
料金 | 無料 |
場所 | レクチャールーム |
主催 | 宮城県技能振興コーナー |
協力 | 宮城県表具内装業連合会技能士会、日本洋装協会東北地区、宮城県畳業商工組合 |
9/1(月)~9/30(火)企画展示室 「プラスチックごみ削減啓発活動」紹介パネル

今年度も引き続き、パネル展示を通して「プラスチックごみ削減の啓発活動」を行います。
「プラスチックごみを減らそう!!」、「仙台市の海岸 プラスチックごみはあるの?」、「海洋プラスチックごみは わたしたちの身近な問題です」の啓発パネル3枚を展示いたします。(主催:仙台市 環境局 資源循環部 家庭ごみ減量課)
水族館スタッフのSDGsに関するイベント参加
地域のみなさまと協力しながら、地域社会に貢献してまいります。
9/14(日)参加 深沼ビーチクリーン

深沼海水浴場で毎月第2日曜日に行われている、深沼ビーチクリーン(主催:フカヌマビーチクリーン)活動に水族館の飼育員・スタッフが参加します。
仙台うみの杜水族館のSDGsへの取り組み
当館では、“海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館”のコンセプトをもとに、すべての人々、生きものたちが未来にわたって健やかにくらしていけるよう、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っております。
これまで、宮城・東北とゆかりの深い生きものの調査・研究、地域のみなさまと連携した環境保全活動など、宮城・東北の海をはじめとした自然環境の改善を目標としたさまざまな活動に取り組んでまいりました。そして、取り組みで得た知見をもとに、展示やイベントを通じて、生きもの本来の魅力や生態の不思議をお伝えすることで、さまざまな“驚きと発見”をご体感いただき、海や生きものへの興味関心を持っていただくきっかけを提供する啓発活動を続けております。

『仙台うみの杜水族館』は、環境の変化やいのちの大切さをお伝えすることを使命として捉え、素晴らしい海の世界を発信していくことで、“海や生きものを身近に感じ、環境問題について考え、行動するという新しい「つながり」”をうみだす、うみの杜ならではのサステナビリティアクションをこれからも続けてまいります。